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喜多方の酒蔵5選|社長・杜氏に聞いた「酒造りの裏話」と編集部おすすめの銘柄

更新)

ラーメンだけじゃない!「喜多方の地酒」が美味しい理由

「蔵のまち」喜多方市と言えばラーメンが有名ですが、実は「日本酒」もすごいんです。 飯豊山の伏流水と良質な米、そして厳しい冬の寒さ。酒造りに最高の条件が揃った喜多方には、個性豊かな酒蔵が点在しています。

 

蔵の中に響き渡るモーツァルト、まるで宇宙船のような巨大タンク、そして「食用米」で酒を造る山里の蔵……。ネットのスペック情報だけでは分からない、現地で杜氏(とうじ)や蔵元から直接聞いた「生の声」をお届けします。

 

今回はまいぷれ編集部が、喜多方市内の酒蔵5軒を徹底取材しました。

1. 小原酒造|クラシック音楽を聞かせて醸す「蔵粋」

小原公助さん

取材協力:10代目蔵元

小原 公助さん

一つのタンクに一つのスピーカーを配置

編集部が見た!現地のリアル

 

蔵に足を踏み入れると、本当にクラシック音楽(モーツァルト)が大音量で流れていました。「音楽の振動で酵母が活性化して、死滅率が下がるんです」と語る小原社長。タンク一つひとつにスピーカーが設置されている光景は、贅沢の極みです!

ここがポイント!
  • 享保2年(1717年)創業の老舗ですが、平成に入ってから「音楽醸造」という革新的な挑戦を開始。ラベルも可愛らしいものが多く、女性ファンが多いのも納得です。

▼ 編集部のおすすめ:『蔵粋ミニスリムセット』

編集部コメント:
「どれを飲めばいいか迷う!」という方には、6種類の飲み比べができるこのセット。色鉛筆タッチのラベルを並べると、オーケストラが演奏している絵になるんです。

蔵元DATA
代表銘柄
蔵粋(くらしっく)、管弦楽
所在地
喜多方市南町2846
Googleマップで見る
試飲・見学
試飲:あり / 見学:可(要予約)
駐車場
あり(5台)

2. 会津錦酒造|「食べるお米」で酒を造る。山里の情熱的な蔵元

斎藤 孝典さん

取材協力:社長兼杜氏

斎藤 孝典さん

喜多方市高郷町の棚田

編集部が見た!現地のリアル

 

高郷町の自然豊かな山里にあるこの蔵の特徴は、酒造好適米ではなく、私たちが普段食べている「コシヒカリ(食用米)」を使っていること。「食べても美味しいお米で作るから、体にスーッと馴染むんだよ」という斎藤社長の言葉が印象的でした。

ここがポイント!
  • 「さすけね(大丈夫)」「なじょすんべ(どうしよう)」など、会津弁をそのまま銘柄にするユニークさ。「甘口ながらキレがある」味わいは、斎藤杜氏の人柄そのものです。

▼ 編集部のおすすめ:『純米酒 さすけね』

写真右から2番目

編集部コメント:
南国の完熟フルーツのようなジューシーな旨味! 「さすけね(問題ないよ)」という言葉通り、悩みがある友人にプレゼントして励ましたくなる一本です。

蔵元DATA
代表銘柄
会津錦、さすけね、こでら
所在地
喜多方市高郷町西羽賀字西羽賀2524
Googleマップで見る
試飲・見学
直接お問い合わせください
駐車場
あり

3. 夢心酒造|あの「奈良萬」を生んだ地元愛あふれる蔵

東海林 伸夫さん

取材協力:社長

東海林 伸夫さん

屋根より高い大型のタンク

編集部が見た!現地のリアル

 

まず圧倒されたのが、屋根より高い超大型タンク! 東海林社長の案内でタンクを下から見上げると、配管が張り巡らされた光景はまるで「宇宙船」の内部のようでした。「地元の米、地元の水、地元の酵母、そして地元の人間で造る」という社長の言葉に、福島県産への強いこだわりを感じました。

ここがポイント!
  • 全国的に有名な「奈良萬」の蔵元ですが、地元では昔からの「夢心」が晩酌の定番。サッカーコート2面分という広大な敷地で、徹底した品質管理が行われています。

▼ 編集部のおすすめ:『奈良萬 純米酒』

写真中央:奈良萬 純米酒

編集部コメント:
地元の契約農家さんが作った酒米を使用。うつくしま夢酵母の華やかさと、喜多方の風土が詰まった「ザ・地酒」です。

蔵元DATA
代表銘柄
夢心、奈良萬
所在地
喜多方市北町2932
Googleマップで見る
試飲・見学
試飲不可(販売のみ) / 見学不可
駐車場
あり

4. 大和川酒造店|半径100kmの「郷酒(さとさけ)」を醸す

佐藤 哲野さん

取材協力:杜氏

佐藤 哲野さん

酒造りのこだわりを語る佐藤さん

編集部が見た!現地のリアル

 

自社田で蔵人が自ら米作りまで行う大和川酒造店。杜氏の佐藤さんが「米一粒一粒に愛情を注いでいる」と語る姿からは、酒造りへの真摯な姿勢が伝わってきました。

ここがポイント!
  • 江戸時代の蔵座敷を見学できるのも楽しみの一つ。試飲コーナーも充実しており、観光客にはたまらないスポットです。

▼ 編集部のおすすめ:『弥右衛門 純米辛口』

写真中央:弥右衛門 純米辛口

編集部コメント:
伝統と革新が融合した大和川のスタンダード。キリッとした辛口は、喜多方ラーメンのチャーシューや、地元の漬物とも相性抜群です。

蔵元DATA
代表銘柄
弥右衛門、大和川
所在地
喜多方市字寺町4761
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試飲・見学
試飲あり / 見学可(無料)
駐車場
あり(大型バス可)

5. 峰の雪酒造場|ハチミツ酒から「大和屋善内」へ。4代目の挑戦

佐藤 健信さん

取材協力:4代目蔵元

佐藤 健信さん

純米生詰 大和屋善内

編集部が見た!現地のリアル

 

日本でも珍しい「ミード(蜂蜜酒)」を製造していることで知られる峰の雪酒造場。佐藤さんが「社名を間違われることが多くて悔しくて、日本酒にも力を入れるようになった」と笑って話してくれましたが、その実力は本物。研究を重ねて生まれた「大和屋善内」シリーズは、今や蔵の顔です。

ここがポイント!
  • 「ハツユキソウ」など、夏に涼しげな花をイメージしたお酒など、季節感や飲みやすさを重視したラインナップが光ります。

▼ 編集部のおすすめ:『ハツユキソウ クリア』

写真右:ハツユキソウ クリア

編集部コメント:
アルコール度数13度と低めで、瑞々しくフレッシュ! 日本酒独特の重さがなく、スルスルと飲めてしまうので、日本酒デビューにもぴったりです。

蔵元DATA
代表銘柄
峰の雪、大和屋善内、ハツユキソウ
所在地
福島県喜多方市桜ガ丘1-17
Googleマップで見る
試飲・見学
試飲不可(販売のみ) / 見学不可
駐車場
あり

まとめ:造り手の顔が見えると、酒はもっと旨くなる

今回、5つの蔵を回って感じたのは、どの蔵も「造っている人の個性がそのまま酒の味になっている」ということ。お店でラベルを見た時、この記事で紹介した皆さんの顔を思い出してみてください。きっと、いつもの一杯がさらに味わい深くなるはずです。

ライター顔写真
\ 私が取材を行いました! /

まいぷれ会津 編集長

ヨッシー

まいぷれ会津の編集長。会津若松・喜多方については誰よりも詳しい自信あり。 グルメや観光はもちろんあらゆるジャンルのお店を日々発信中!

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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