会津のイベント特集
~ガイドとめぐるコアな「蔵の街」~
裏路地をゆっくり歩きながら風情ある蔵を鑑賞できるおたづき蔵めぐり。
喜多方(ここ)には今もなお、蔵と共にある暮らしがあります。
小さな旅で大きく時代を遡ってみませんか? 日本の古き良き時代に♪
「おたづき蔵通り」は戦国時代に遡る町割りが今も残り、歴史的な建造物が多く残る。
普段は入れない個人の蔵やお庭を拝見、約2時間の裏路地も通る小さな旅です。
喜多方の町で歴史を感じてみませんか? あなたの知らない『きたかた』がそこにあります!
場 所 | 旧井上合名金忠(豆〇)集合 |
期 間 | 4/15(日)21日(土)22日(日)28(土)29(日) |
時 間 | 10:00~/13:30~の2回出発(出発の5分前までに集合) |
所 要 時 間 | 約2時間 |
問い合わせ | 会津北方小田付郷町衆会(星携帯)090-1937-6913 |
料 金 | お一人様 1,000円 収益は会の運営費に充てさせて頂きます |
予 約 | 要予約(出発の30分前まで) |
定 員 | 各回10名様程度 |
おたづき蔵めぐりMAP
1.旧金忠店蔵(豆〇)<国登録有形文化財>【内部見学】
2.旧金忠座敷蔵<国登録有形文化財>【内部見学】
3.旧金忠明治蔵【内部見学】
4.絵本の蔵【内部見学】
5.小原酒造【内部見学】
6.菅井屋薬房
7.通常非公開のお庭拝見(大善家)
8.會陽館(東町蔵屋敷)【トイレ休憩】
9.蔵屋敷あづまさ
10.通常非公開のお庭拝見(伊関聡氏邸)
11.旧油屋 アロマ蔵
12.二十間蔵
13.旧金忠味噌醸造蔵<国登録有形文化財>
【内部見学】
14.御蔵稲荷(代官所跡)
15.星醸造
16.夢心酒造1号蔵
17.満福寺(日向家代々の墓)
18.和飲蔵【内部見学】
19.三浦英次商店
20.馬車の駅・地酒蔵【内部見学】
(駐車場から見る大森家座敷蔵)
21.旧金忠店蔵(豆〇)にて解散
おたづき蔵めぐりMAP↓
旧金忠店蔵(豆〇)
<国登録有形文化財>
旧金忠店蔵(豆〇)二階
アーチ形の船底天井や、貝殻の混ざった黒の壁が見れます。
旧金忠座敷蔵
<国登録有形文化財>
「喜多方小荒井 洛中洛外図」
日本画家の卵 川合南菜子さん作品を展示
美しい障子戸の桟
旧金忠明治蔵
「喜多方小田付 洛中洛外図」
「喜多方今昔物語」の写真展が見れます
川合南菜子さんの卒業制作の大作も見れます
絵本の蔵
南町2850プロジェクトで喜多方市内の高校生と一緒に蔵をリノベーション。壁に絵を描き、絵本を展示。中には座ってゆっくり絵本を鑑賞できるスペースもあります
都市景観形成で優れた取り組みをしているとして、福島県喜多方市の「南町2850プロジェクト~喜多方市小田付(おたづき)地区空き家・空き地の再生~」が、平成28年度「都市景観大賞」(『都市景観の日』実行委員会主催)の「景観まちづくり活動・教育部門」で最高位の大賞を受賞した。
プロジェクトは、「蔵のまち」として知られる喜多方市小田付地区の表通りに面する空き地や空き家を再生させ、「蔵文化」を次世代に継承するのが狙い。
東日本大震災の強い揺れで蔵が被害を受けたことを機に、地元の有志らでつくる町衆会が中心となり、喜多方桐桜高校の生徒らが施工などで協力して地域づくりを進めてきた。高校生を巻き込んだ人材育成の取り組みの一環。
南町2850プロジェクトには世界的に活躍している美術家の滝沢達史さんも参加しています。
【滝沢達史】
喜多方・夢・アートプロジェクト2016
喜多方アート暮らし×滝沢達史
南町2850プロジェクト
1972 横浜市生まれ
1997 多摩美術大学絵画科油画先行卒業
1999 東京都教育公務員美術教諭 知的障害教育
2009 東京都学校開設準備員 退職
[個展]
2006 BankART NYK/「絶望の方舟」
2007 Gallery≠Gallery/むこうへ
2012 Steps Gallery /階段を登ったところにある
2014 Steps Gallery/全部
[グループ展]
2007 アートフロントギャラリー/SLEEP~Are you awake?
2008 BankART /食と現代美術
2009 大地の芸術祭
2011 Living in Arts project/岡山
2012 大地の芸術祭
2012 旅するアート/岡山
2012 岡山芸術回廊
2013 瀬戸内国際芸術祭
2013 喜多方・夢・アートプロジェクト
2014 いちはらアートMIX
2014 森のはこ舟アートプロジェクト
2015 大地の芸術祭
2015 Kamikoani Project Akita
2015 喜多方・夢・アートプロジェクト
2016 アーツ前橋/共働としてのアート・表現の森
2016 瀬戸内国際芸術祭/粟島研究所
『話は椅子を埋めてから』
2011年の震災で、この蔵(喜多方市南町2850)の壁は大きく剥がれ落ちました。周囲からは「危ないから壊してしまえ!」との声が挙がりました。
それでも蔵文化の再生を目指す会津北方小田付郷町衆会の人々は諦めず、5年の歳月をかけてこの蔵は姿を変えてきました。
その目的は未来の子どもたちに向けた「絵本の蔵」としての再生です。活動は住所から取られた「南町2850プロジェクト」と名付けられました。
再生の構想は地元桐桜高校の学生が描き、喜多方の職人との協働で作られました。それはゆっくりとした再生ですが、これからもずっと続けられていきます。
今年は新たに、アーティスト滝沢達史氏との協働で土間やカウンターが新設されました。土間には滝沢氏が飯豊山の山頂まで担ぎ上げた椅子が埋められています。
それは、この場所からたくさんのお話が生まれるようにとの、おまじないのような行為でもあるのです。
https://www.takizawatatsushi.com/kitakata
「景観まちづくり活動・教育部門」大賞内容の詳細はこちら↓