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会津のイベント特集

会津の三十三観音めぐり~巡礼を通して観た往時の会津の文化~

会津のコミュニティーはこうして生まれた!!

会津三十三観音 一番札所 大木観音

2016年(平成28年)、会津地方17市町村の連名で「会津の三十三観音めぐり ~巡礼を通して観た往時の会津の文化~として日本遺産に認定される。

会津三十三観音(あいづさんじゅうさんかんのん)は、旧陸奥国会津地方(現在の福島県会津地方)にある三十三ヶ所の観音霊場である。子宝を願う新妻等、女性の巡礼が多いことで古くから知られています。おもに農村部の女性が、田畑の仕事が一段落した七月頃に、白装束に笠をかぶり、講仲間とともに「御詠歌」を唱えながら三十三観音札所を巡礼して回ったそうです。

 

会津三十三観音の背景

 

西国三十三所から東北のうつし霊場へ

「妙法蓮華経」観世音菩薩普門品には、 観音が33の姿に化身して人びと救済すると説かれ、 ここから次第に33か所の観音霊場を巡るという、 いわゆる三十三所巡礼が成立していきました。 日本における観音巡礼は平安時代末期の畿内から始まり、 これはのちに「西国三十三所」巡礼と呼ばれて現在に至るまで多くの巡礼者を集めています。

 

東北では古くは15世紀末ころから16世紀にかけて各地で札所が成立しはじめ、 江戸時代になると各湘領を範囲とした三十三所が多くつくられるようになりました。


東北地方における最も古い霊場としては、永正9 (1512)年に成立したとされる岩手県二戸郡・ 九戸郡から青森県三八地方にまたがる「棟部(ぬかのぶ)三十三所」があります。

中世までさかのぼる可能性のある東北の観音霊場は、 これら以外にも岩手• 宮城• 福島にまたがる奥州三十三所や、 福島県いわき市の盤城三十三所などがあり、 古くから東北の地でも観音巡礼が行われていたことが分かっています。

 

★1643年(寛永20年)頃、会津藩祖の保科正之が領民の伊勢神宮や熊野神社参拝、西国三十三所巡礼などにより多額の財が会津領内から流出することを危惧して定めたと言われています。

 

東北地方の主な三十三観音霊場

会津三十三所と“会津めぐり”

 地域の観音巡礼として特徴のある伝承を伝えているのが福島県会津地方です。 会津における三十三所は、「会津三十三所」や「奥会津三十三所」、 また「猪苗代三十三所」などが比較的広範囲に広がる霊場として知られ、 かつては若松城下を範囲とした「町廻り三十三所」の巡礼も行われていました。

特に会津盆地では嫁人りした女性たちが、また猪苗代地方では結婚すると夫婦で三十三所巡礼を行うという慣習があり、 観音巡礼には人生俄礼としての意味合いを見出すことができます。

 

会津的コミュニティーの作り方

会津では女性が嫁入りすると集落内における同世代の女性数名でナカマッコ(仲間講)と呼ばれる集まりをつくりました。多くの場合は姑の差配によって決められ、 戦後では 1 、 2 泊で会津ご十三所の観音巡礼に出かけました。 これを経験すると、 ムラの女性たちで組織する観音講への加入が認められ、 地域によっては姑に代わって観音講行事に参加することになります。 特に会津では観音巡礼とは言わずに「会津めぐり」と呼んだが、 一緒に会津めぐりに出かけたナカマッコは「同行兄弟」とも呼ばれ、 その付き合いは一生に渡って続く女性にとって非常に重要なものでした。

 

会津の男性は伊勢参りをする「伊勢講仲間」を結成しますが、 このように女性は観音講、男性は伊勢講というふたつの講が、 地域における日常的な付き合いを育んできたのです。

 

 

会津三十三観音~1番札所から33番札所・番外3つ~

 

『会津三十三観音』

第1番札所

大木観音

oki

kannon

第2番札所

松野観音

matuno

kannon

第3番札所

綾金観音

ayagane

kannon

 

第4番札所

高吉観音

takayoshi

kannon

第5番札所

熱塩観音

atushio

kannon

第6番札所

勝観音

sugure

kannon

第7番札所

熊倉観音

kumagura

kannon

第8番札所

竹屋観音

takeya

kannon

第9番札所

遠田観音

toota

kannon

第10番札所

勝常観音

syojyo

kannon

第11番札所

束原観音

tukahara

kannon

第12番札所

田村山観音

tamurayama

kannon

第13番札所

舘観音

tate

kannon

第14番札所

下荒井観音

shimoarai

kannon

第15番札所

高瀬観音

takase

kannon

第16番札所

平沢観音

hirasawa

kannon

第17番札所

中ノ明観音

nakanomyo

kannon

第18番札所

滝沢観音

takizawa

kannon

第19番札所

石塚観音

ishiduka

kannon

第20番札所

御山観音

oyama

kannon

第21番札所

左下り観音

sakudari

kannon

第22番札所

相川観音

aikawa

kannon

第23番札所

高倉観音

takakura

kannon

第24番札所

関山観音

sekiyama

kannon

第25番札所

領家観音

ryouke

kannon

第26番札所

冨岡観音

tomioka

kannon

第27番札所

大岩観音

ooiwa

kannon

第28番札所

高田観音

takada

kannon

第29番札所

雀林観音

suzumebayashi

kannon

第30番札所

中田観音

nakada

kannon

第31番札所

立木観音

tachiki

kannon

第32番札所

青津観音

aotu

kannon

第33番札所

御池観音

oike

kannon

番外1番札所

浮身観音

ukimi

kannon

番外2番札所

柳津観音

yanaizu

kannon

番外3番札所

鳥追観音

torioi

kannon

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