現代版組踊　「息吹　～南山義民喜四郎伝～」

【舞台】は今から300年前に福島県 南会津で起きた「御蔵入騒動」（百姓一揆）を題材にして作られています。

「南山御蔵入騒動」
１７２０年秋　南山御蔵入の農民が一揆を起こした。
年々厳しくなる年貢　更に、金納を減らし米納の強制・廻米・新規徴税・納期に、限界を感じ、下郷枝松の岩穴にて、代表４７人が相談し、下郷の百姓８００余人が、田島代官所を取り囲んだ事から、始まった。

この「南山御蔵入騒動」により惣百姓の代表となり果敢に立ち向い、百姓の要求を実現させた6名の死を、奥会津の人々によって「南山義民」と讃えられ郷土の誇りとして代々語り伝えられている。

★「息吹」は南山御蔵入騒動を現代版組踊とした感動の舞台です。
『生バンド』・『踊り』・『演技』・『伝統芸能』の４つの要素から構成されるこの舞台を、南会津・会津若松在住の小学３年生から高校３年生までの子供たちが中心となり１つの舞台を作り上げていきます。
舞台の上でエネルギーを発散させる子ども達のパワー溢れるひたむきな姿を是非ご覧ください。